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病院からの電話  2006年10月23日(月)

10月23日だったか24日だったか・・。私の携帯電話に母が入院している病院から、「ご家族の方だけにお話があります。26日(木)の午後5時ごろに来て戴けますか?」という連絡がありました。

普通、「家族の方だけに話がある」というのは、いい話じゃなくほとんどは病状がかなり悪く、数ヶ月のうちに死亡の可能性が高い場合でしょう。そうでなければ、母親本人も同席で話があるはずです。

前にも書きましたが、母の兄妹はこの4年のあいだに3人が全て癌で死亡しています。胃ガン、膵臓癌、肺ガン。私の友人や知人でも若くしてガンで亡くなった人がいるので、ガンに対する一般的な知識はありました。また、癌研有明病院で「胆管癌」と言われてから、ネットで情報を集めて、この病気がかなり難しい、治癒できないことはわかっていました。そして、以前にあった検査経過の説明の時には、一切、放射線治療や外科手術の説明も無かったことから、母の病状はかなり悪いことが推測できました。

母は先に亡くなった親戚のおじさんやおばさんと同様に数ヶ月後には死亡する。自分でも不思議なくらい冷静に、母の死亡について認識していました。今まで元気に生活していた母が死亡するのはとても残念で悲しいことですが、人として生きている以上、必ず死ぬ。母だけじゃなくて、私自身も死にます、いつか・・・。病気じゃなくても、母はもう70才になろうとしている高齢者です。私は、「その時が来るんだな・・・」と漠然と思っていました。

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コメント

長女さん、コメントありがとうございます。

お辛い状況・・・全くよくわかります。

医者からあと3ヶ月ですと言われた時に、ちゃんと母が亡くなるまでしっかり看取らなければいけないと思いました。
私は45才の中年男ですが、母親が子供に教える最期の大事な事のような気がしてなりませんでした。

未だに母は私に何を教えたかは、まだなかなか言葉になってきませんが、そのうちにきちんと話せるような気がします。

しかし、こうやってBlogを書いている時がとても辛くもあり、しかし、言葉にその思いの記録を刻んでいく、この行為が、心を平常心に落ち着かせてくれる不思議な感情もあるんです。

何もしないと、過去の思い出が、とてつもない感傷を伴って襲ってくるので・・。

先日の25日に納骨を終えたので一段落したのですが、心の中はまだまだ落ち着きませんね・・・

投稿: 長男 | 2007年2月28日 (水) 22時35分

4人姉妹の長女です。今月78歳になった母も、癌研で
去年秋まで3ヶ月入院をしていました(10/13退院)その時は誕生日は迎えられないと言われ、一人病院の1階のフロアの片隅で泣いて帰った覚えがあります。

幸いにも私の母は今のところかろうじて自宅でなんとか過ごしておりますが、でも、長男様のブログを拝見し、その頃の辛い気持が蘇ってきました。
今は母の様子が気になる毎日です。肺、肝臓転移の恐怖です。
セカンドオピニオンの全容を拝見し、あの頃が手に取るように思い出されます。母は私の手をしっかり握ってきてました。Drの話し方、同じです・・・。
暫くは長男様もお辛いですね。お母様は必ず貴方のそばにおりますよ。

投稿: 長女 | 2007年2月28日 (水) 17時39分

コメントありがとうございます。

病気の本人もそうですが、それを支える家族も大変なことを実感しました。しかも、家族や周りの者だけが余命を知っているとなると辛い日々でもありました。
母親が延命措置はしないで欲しいと常々言っていたので、その通りにして最期を迎えました。
余命3ヶ月と言われ、その通りに3ヶ月で母は死亡しました。過ぎてみれば、あっという間でした。

そんな、この最期の3ヶ月を記憶が薄れないうちに、いつの日か来るであろう自分の最期の為にも全てを記録しておこうと思ってます。

投稿: 長男 | 2007年2月22日 (木) 21時14分

はじめまして。たまたまこのブログに遭遇しましたので興味深く拝見させていただきました。私も父を心不全で亡くし、嫁のお母さんを6年前に癌で亡くしました。死は避けて通れないことは頭ではわかっていますが、いざ現実に直面すると辛いものです。なのでお気持ちよくわかります。 月並みですがこれからも応援しています。

投稿: けん | 2007年2月22日 (木) 10時06分

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